2019年1月17日木曜日

リーダーの教養書 を読んだ感想

リーダーの教養書 (NewsPicks Book) を読んで


NewsPicksで登壇する各分野の専門家たちが、
次世代のリーダーたる人が読むべき、それぞれの分野の
推薦図書を紹介する本だったが、意外に読み応えがあった。
※量ではなく質での読み応え、後のコラムで書きます。

どの有識人も、
リーダーシップや教養を培うのは"経験"が最大の教材である。
と論じていたが、それでも読書が必要な理由として、
読書は、著者の経験を追体験・疑似体験できるもの。
であるからなのだと共通して言っているように感じました。

ただ、それには「自分ゴト」として読まなければならないし、
想像力や、洞察力といった若い方が強い力が必要となります。

20代最後の一年で私も推薦図書にできるだけ目を通したいと、
本当に感じることができました。

優秀なリーダーとは、


複数の分野の教養をもって、直面する課題を抽象化し、
本質的な対策を打てるリーダーこそ優秀である。
と、教えてもらえた気がします。

人間の本質は長らく変わらず、
現在で起こる問題は過去にも似たとが起こっていて、
本を通じて著者が経験した内容を基に本質にアプローチする。
これがリーダーには求められると、感じさせる1冊でした。

本中にあった推薦Webサイト


自分のメモとして、読もうと思っている本以外に、
見ておこうと思う一般公開されているWebサイトを
書き残しておく。

「予想通りに不合理」の著者である、行動経済学者ダン・アリエリー氏
のTED講演動画

マイクロソフト社のビルゲイツが全社員に送った、
「The Internet Tidal Wave」という手紙(当時のメール?)

コラム:読み応えのある質とは、


早い人で2~3時間で読み終えてしまう文書量と思う。
ただ、「なぜ、この本を推薦すると考えるか」、
「次世代のリーダーは、どうあるべきか」を
各有識人が述べており、その想いを汲むと、
とても質の高い一冊に感じられた。

あと、頭から順に読んだ感想として、
本書は、各分野で完全に区切られているので、
自分が読みたい分野の順に読むことをお勧めします。

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